アイドル養成所
デビュー100% 全国、世界に向けて日本語と英語で歌う、ガールズアイドルグループ専門の神奈川県厚木の芸能事務所/養成所/レーベル 楽曲制作・提供も承ります
養成内容
第1期生募集!
ガールズアイドルグループ専門 第1期生募集!
養成内容は全員一流の講師陣による、基礎からアカデミックかつ、デビューに向けた実践的なエリート育成のプログラムです。
厚木市の公共施設のスタジオを使いますので、なるべく毎週同じ曜日と時間帯で予約しますが、予約状況によっては毎週同じ曜日と時間で予約するのは困難です。
募集要項
祝日を含む平日の午後7時から午後10時までの間の養成を全て受ける為に日程調整が出来る方。
なるべく月曜から水曜の午後7時以降のスタートにしています。
中学生から24歳までの未婚者。
未成年者の方は受講契約の際に保護者の同意が必要です。
他の音楽事務所やレコード会社と専属契約をしていない事。
歌う事が好きであれば、歌のレッスン未経験者、音楽活動未経験者、初心者も歓迎致します。
注意)このサイトにリンクしている動画はSafariでは「動画を再生できません」と表示される動画が幾つかあります。
その場合は「YouTubeで見る」をクリックすると再生出来ます。Google Chromeであれば全動画をダイレクトに再生出来ます。
ボイストレーニング/歌唱指導レッスン
(グループレッスン)
一流のトレーナーによりプロの声にする為のボイストレーニングと歌唱指導
作品を商品としてリリースする為のプロのレコーディングに必須な声作り、音程、ピッチ、譜割り重視
レッスンカリキュラム
プロの声にする為のボイストレーニング 50分
プロのレコーディングシンガーに不可欠な基礎トレーニングのイヤートレーニング、音程とピッチのトレーニング、リズムトレーニング込み
プロの歌唱力にする為の歌唱指導 課題曲は邦楽と洋楽 オリジナル曲(日本語、英語) 50分
課題曲は、邦楽のカバー曲は1曲2ヶ月、洋楽のカバー曲は1曲1ヶ月、オリジナル曲は1曲1ヶ月
(洋楽の方が期間が短いのは、全体的に邦楽の指導に重点を置いたカリキュラムですので、英語のオリジナル曲はアルバムに1〜2曲ですし、主に洋楽の発声法と英語の発音を指導するという趣旨であり、歌唱指導は入門的な内容です。しかしブラックミュージック研究所の元所長によるビルボード・チャートインを目標とするレッスンですので、それなりに濃い内容です)
ハモれるアイドルグループにする為のハモりの指導込み
オリジナル曲はレコーディングの為の養成はもちろん、振り付けのついた状態で歌うライブシンガーとしても養成する実践的な指導
英語のオリジナル曲も歌いますが、全体のカリキュラムの方向性は、国内で主に日本語で歌う事に照準を合わせています
ボイストレーニング 月4回 1回50分
歌唱指導 月4回 1回50分
開催場所 厚木市の公共の音楽スタジオ(ミュージックルーム)
レッスンスケジュールは2ヶ月前の2日に公開 例)4月分は2月2日にご連絡
ボイストレーナー/歌唱指導講師
Naoya Moro(代表)
自身の音楽教室であったTriple M music art Classで13年間で300名以上を教え、川北あゆみ、Grace Tone、SYK、早馬充をはじめ30名以上のメジャー、インディーズのプロシンガー、プロのラッパーを輩出。
初心者やアマチュアから教えるトレーナーとしては10人に1人をプロにしたという実績を持つ。
またプロを教えた実績では当時エイベックスのアーティストだったLADY CAT、MICRON' STUFFのSHIGEを教え、そして5Xのカルメン・マキの後任のリードボーカリストのミワ 斉田をはじめ幾人かの現役プロ、セミプロも教えた。
R&Bシンガー、ラッパーを中心に、アイドル、ロックシンガー、演歌歌手、ミュージカル俳優、声楽家も指導した。
2016年にボイストレーナーを引退し、アーティスト活動をしていたが、アイドルのボイストレーナーとして復帰する。
Naoya Moroが指導したアーティスト
歌のレッスンスケジュール
受講者のみに知らされます
写真 アミューあつぎ ミュージックルーム2
歌のカバーの課題曲(予定)
ダンスレッスンと連携していますので、ダンスの課題曲と重複する曲もあります
目指せオリコン、ビルボードという目標ですので、英語の曲も歌い世界リリースをする為に洋楽の課題曲もあります
テーマ ユニゾンのマスター(原曲はハモりパートあり)
テーマ ネイゾルのマスター
テーマ マウスレゾナンスのマスター
テーマ ハモりとミックスボイスのマスター
発声の主な種類
(説明文 Naoya Moro)
チェストボイス 地声
ファルセット(ヘッドボイス) 裏声
ミックスボイス 地声と裏声のミックスでアメリカでは普通の発声法だが、今はJ-Popでも主流。アイドルもマスター必須。
喉声 ミックスボイスは明治維新の後にクラシック音楽の普及と共に日本に入って来て決して新しい発声法ではないが、日本でポップカルチャーが炸裂した1980年代に喉声で歌うポップシンガーが増えて、一時期J-Popでミックスボイスはあまり使われなくなり、今ではミックスボイスは新しい発声法だと勘違いされている。近年のJ-Popでは喉声はあまり使わず、ミックスボイスを使うシンガーが殆ど。今の時代は喉声は素人の歌声、ミックスボイスがプロの歌声だと言っても過言ではない。
ネイゾル 元は黒人シンガーが使う鼻を使った発声法で、3種類あり、今では世界中のポップミュージックで普及している。
注意)ネイゾルはTriple M music art Classのホームページで、2000年代にNaoya Moroが英語から日本語表記にした。
シャウト(トランペット) 3種類のネイゾルの一つ。主にR&Bシンガーとゴスペルシンガーが使い、日本では演歌歌手が使い、日本のアイドルはあまり使わない。シャウトは文字通りがなる様な声。しかし別名トランペットと名付けた様にジャズではシャウトと同じ原理の発声法でトランペットの様な声色でジャジーな声作りに多用される。またヒップホップ/ラップでもシャウトと同じ原理の発声法でニッキー・ミナージュの様に舐めきった様な声作りの時に使われる。日本人の場合は声帯でシャウトするシンガーも多いが、声を潰すので避けた方が良い。
ウィスパーボイス(ストリングス) 3種類のネイゾルの一つ。シャウト同様に声帯でウィスパーボイスを出す事も可能で、こちらは日本でも世界でもアイドルがよく使う発声法で、通称アイドル歌唱の発声法。但し、日本でウィスパーボイスでのアイドル歌唱が流行ったのは1980年代の話で、今の日本のアイドルも使うが、以前よりは使わない。文字通り囁く様な可愛らしい声作りから、別名ストリングスと名付けた様にオーケストラのストリングス(弦楽器)の様な声色で、大きな声でのハスキーな声作りも出来る。ウィスパーボイスはシャウトとは違い、声帯で発声しても喉を痛めない。
ソウルフルボイス(クライング) 3種類のネイゾルの一つ。J-Popでもバラードに強い様な実力派のシンガーは使っている。また日本のアイドルでも歌唱力のある人は使っている人もいる。アリシア・キーズは主にクライングを使っているが、ハスキーな声はウィスパーボイスと組み合わせている。ソウルフルボイスは文字通りソウルフルな声作りから、別名クライングと名付けた様に泣き声自体はこもっているが、歌で使うと透き通った非常にクリアな声色ながらに、サックスの様なパワーのある声作りや、フルートの様に可愛らしく繊細な声作りも出来る。またエモーショナルな歌唱表現も出来る。
注意)トランペット、ストリングス、クライングは指導する際に解りやすい様にNaoya Moroが名付けた。
尚、ソウルフルボイスはクライングに当てはまる名称がない為に曖昧な表記にした。ボーイズIIメンのウォンヤ・モリスや、日本人だと平井堅などが得意としている。
マウスレゾナンス 元はアフリカの発声法で、アメリカのR&Bシンガーやゴスペルシンガー、またカリブのジャマイカのレゲエシンガーも使う。アメリカでは1960年代〜1970年代に南部のサザンソウルのシンガーを中心に流行り、その後ファンクやディスコミュージックでも流行り、1990年代初頭にディスコブームの終わりと共に一時期廃れたが、2000年代にカリブ出身のリアーナがデビューし、当時はアメリカでは異質な存在だったが、2010年代後半、特に2020年代にアメリカでリアーナのフォロワー達によって復活し、K-Popにも影響を与えた発声法。尚、レゲエが誕生したカリブではリアーナの声は異質ではなかった。アメリカのマウスレゾナンスと、カリブのマウスレゾナンスは声色は異なるが、元はアフリカの発声法という共通点がある。リアーナはネイゾルとマウスレゾナンスを組み合わせている。
注意)マウスレゾナンスはTriple M music art Classのホームページで、2000年代にNaoya Moroが英語から日本語表記にした。
サポート 歌う時に横腹の筋肉を使うテクニック。サポートを使うことで歌い出しのインパクトが増し、アクセントも強調される。特にハモりの出だしにはサポートを使うとハウーンという様な、完全にハモった時のみに出る特有の共鳴した音が鳴る。解りやすく言えばピアノのタッチを歌で表現する様なテクニックで、マスターする事で歌が際立ち、プロ的な歌唱になる。簡単に説明をするとサポートを使わないのは喋り声、サポートを使ったのが歌声。
注意)サポートは英語で横腹の筋肉のサポートマッスルを使うという意味の略で、サポートはTriple M music art Classのホームページで、2000年代にNaoya Moroが英語から日本語表記にした。実際には横隔膜が下がる事で横腹が出っ張るテクニック。
ベルティングボイス 元はイタリアの発声法で、地声で高い音域が出せるクラシックのベルカント。主にオペラ歌手やゴスペルシンガーが使うテクニックだが、ポップミュージックでもよく使われる。特に最近の日本のアイドルはファルセットはあまり使わず、高い音域はミックスボイスとベルティングを組み合わせている。
注意)ベルティングボイスとベルトボイスは全く同じテクニック。ベルカントとベルティングもほぼ同様のテクニック。ポップミュージックでベルカントを使ったのがベルティングだと言っても間違いではない。
レンジ レンジは歌で使える音域。トレーニングをする事で低音、高音共に歌で使える音域を広げる事が可能。一般的には女性の声域は、低音はローG(ソ)からチャストボイスでの高音はハイC(ド)くらいと言われているが、トレーニングをする事で女性でもアカペラのベースシンガーが出来る程の低音が出せて、地声での高音はベルティングをマスターする事で広げられる。トレーニングをすれば低音、高音共に歌で使えるレンジを広げる事が出来て、より幅広い楽曲、またより高度な楽曲を歌える様になる。
ホイッスルボイス 女性のみが出る超音波の様な超高音。指導経験上、女性の5人に1人はマライア・キャリー自身が子供の時に偶然にホイッスルボイスが出た時の再現ビデオを基にした練習法で出る様になる。
同業者の方へ
Naoya Moroが日本語表記にした発声法は、全てアメリカではちゃんとした練習方法のある一般的なテクニックです。ネイゾルの様に名称が日本で広まった事は光栄なのですが、同業者の方はNaoya Moroが日本語表記にした発声法の名称を使う時は、必ずNaoya Moroが英語の名称から日本語表記にしたと明記してください。
動画はネイゾルという名称を同業者達に盗まれて悩んでいた時に、元生徒のNaoさんがネイゾルは元々はNaoya Moroが教えていたと、2016年に証言してくれた動画です。
上記の発声法は、Triple M music art Class(ブラックミュージック研究所)の「黒人の発声法」というページで、参考資料の動画と共に解説しています。
アイドルの発声法とは異なりますが、テクニックの種類は一緒で、使い方が違う場合があるというだけの事ですので、ご参考までに。
基礎トレーニングと歌唱指導では、
ブレス、スケールトレーニング、コードトレーニング、アプローチ、テンション、メリズマ、クレッシェンド、デクレッシェンド、ビブラート、ノンビブラート、ロングトーン、レガート、スタッカート、ポルタメント、ベンド、倍音、横隔膜の使い方、ポリリズム、歌詞を表現する為のナレーショントレーニング、英語の発音、リエゾンなど、プロシンガー/アイドルになる為に必須な全てのテクニックを指導します。
歌を学ぶ上で、本当の「歌が楽しい」とは何か?を考えてみましょう。
色々なテクニックを学べて歌が上手くなるのが楽しい。という事が歌を学ぶ上での本当の歌の楽しさです。もちろんステージでは歌で表現する楽しさ、会場が盛り上がった時の楽しさ、そして拍手をもらった時の嬉しさ、グループであればチームワークでパフォーマンスを仕上げていく楽しさ、レコーディングでは歌を録音し作品を完成させる楽しさなどがありますし、楽しさは人それぞれです。養成中、そして養成が終わってデビューした後に色々な楽しさ、嬉しさが待っています。
学ぶ上で、歌が上手くなるのが楽しいのであれば、プロになれる可能性は高いですし、発表会ではなくライブと呼べるレベルのパフォーマンスが出来て、歌が商品となるレコーディングの質も期待出来ます。そして将来的にアイドル活動に限らず、歳を取りアイドルを卒業し、アーティストに転向しても、様々な音楽活動に学んだ事が役立ち、その先があります。
歌う事に対する目標と姿勢は大切です。何にせよ歌う事が楽しいという事は基本です。しかしもう一段階上を目指して、上達した歌を人に聴かせる事が楽しいというレベルになれる様に頑張りましょう!この気持ちと努力があればプロになれます。
上記の声作りは、色々な声が出せる様になると楽しいですし、アーティストとしての表現の幅と可能性が無限に広がります。アイドルが使う発声法やテクニックのマスターは必須です。しかしズバリ、「プロになれるかなれないかが決まるのは何か?」と聞かれれば、音程が正確で、ピッチが正確で、譜割りが正確だという3点です。その3点を重視で指導しますので、難しく考える必要はありません。色々なテクニックを可能性を広げる為に楽しく学びましょう!
上記の発声法やテクニックを学ぶのは難しいと思われるかもしれませんが、下の動画のNaoya Moroの元生徒達の殆どは初心者から始めて、人にもよりますが大体の元生徒達は2年くらいのレッスンで、上記の発声法やテクニックを使っています。
Naoya Moroが洋楽の指導をした元生徒達
全てライブパフォーマンスの為に全体的に歌の音程が荒いですが、お手柔らかに観てください
R&Bボーカル
アカペラ
ゴスペル
ラップ
ダンスレッスン(グループレッスン)
ダンスはアイドルらしい振り付けを踊れる為にヒップホップダンスではなく、一流のダンス講師によるジャズダンスのレッスンになります。
レッスンカリキュラム
アイドルの振り付けをプロレベルで踊れる為のダンスレッスン 50分
1回のレッスンでの内容
アイソレーション 10分
基礎指導 10分 アイドル用のジャズダンスの指導
ダンス 30分 アイドルの振り付けコピーの指導、オリジナル曲の振り付け指導
課題曲は、振り付けコピー曲は1曲1ヶ月、オリジナル曲も1曲1ヶ月
月4回 1回50分
開催場所 厚木市の公共のダンススタジオ
レッスンスケジュールは2ヶ月前の2日に公開 例)4月分は2月2日にご連絡
ダンス講師/振付師
西澤亜裕美
ジャズダンス歴10年
アイドルグループの81moment、Parasite.Kiss、おやすみセカイ、utatane、くれよんちゅ~どく、Re:LiZEのメンバー育成、振付構成、ダンスレッスンを担当。
また並行して新メンバーの育成を行っている。
ワンマンライブの際には、演出やライティング提案なども行っている。
ダンサーとしては、Legendtokyo受賞作品へのダンサー参加、イベントへのナンバー出展などの実績がある。
アイドル指導歴2年
振付楽曲10曲
指導曲、構成演出50曲以上
西澤亜裕美先生が振り付けをしたアイドルグループ
ダンスレッスンスケジュール
受講者のみに知らされます
写真 アミューあつぎ ダンススタジオ
ダンスの振り付けコピーの課題曲(予定)
歌のレッスンと連携していますので、歌の課題曲と重複する曲もあります
ダンスの課題曲は講師がアイドル1本に絞った方が良いという事で、アイドルの曲のみを選曲しました
テーマ 王道系の振り付けのマスター
テーマ かわいい系の振り付けのマスター
テーマ フォーメーションのマスター
テーマ バラードの振り付けのマスター
アイドルダンスのレッスン
(説明文 西澤亜裕美先生)
惹かれるアイドル、憧れるアイドル、に近づく、そんなふうになれる、 それを超えて、憧れられるパフォーマンス、を日々探求していける環境を整えます。
ステージで踊って歌う姿を見てもらったときに、どこからみても、どう 切り取っても人を惹きつけるパフォーマンスを身につけていきます。
昨今のアイドルグループ、ダンスボーカルグループは様々なダンススタイルの基礎的なステップやリズムの取り方を複雑に組み合わせて いる振付がとても多く見られます。これらを一つずつ分解し、ダンス シーンの歴史や奥深い基礎を噛み砕いて体に落とし込むことを大切にしながらレッスンを進めていきます。
また、どの振付を踊っていても身体は歌える状態を保ち、発声しながらメロディラインと違うリズムをとりながら踊ることもあります。一つの 楽曲内の複数の音を聴き分けながら、いつどこからみても素敵だと 思えるようにパフォーマンスするのが、いまの惹きつける力を持つア イドルの特徴の一つだと感じます。
人間ひとりひとり身長も容姿も違うものなので、一番良く見える角度や身体の使い方は違ってきます。その中でユニゾンという全員で揃った振付を行った時に全員の良さがにじみ出るようなアイドルさんを一緒に目指して日々取り組みます。
まずは身体のパーツを一つずつ動かすアイソレーションと可動域を 広げるためのストレッチを充分行い、歌って踊るための体力をつける 為の持久力のための有酸素運動、筋力トレーニングを行います。
そのうえでカバー曲の練習を通して、アイソレーションや筋力トレーニングの応用の仕方、自分の魅せ方と身体の動かし方を探っていきま す。振付を覚える為にするのではなく、動ける身体に振付は覚えさせ たところから、がスタートになります。
かっこよく踊れることや歌っている姿が可愛いことに注目が集まりや すいですが、そこを目指すためには様々な視点から自分を常に客観 視しながらできることやパフォーマンスを磨いていくことが必要になり ます。 一つ一つの工程を大事にしながら思い切り歌って踊って人を惹きつけられる力を育てて行きましょう。
ジャズダンスとは?
アイドルグループの豆知識 その2
ジャズは音楽としては奴隷制廃止後に、アメリカの黒人が西洋音楽を取り入れたラグタイムという音楽と、アメリカの黒人独自のブルースという音楽にルーツがあります。
音楽同様にジャズダンスも西洋のダンスを取り入れ、ルーツはバレエにあります。
更にルーツを辿ると、黒人が西洋の社交ダンス(ボールルームダンス)を取り入れた、ケークウォークダンスというダンスにルーツがあります。ケークウォークは動画の様にジャズダンスの一種としても知られていますが、歴史はジャズより古く、単純に黒人が白人のダンスを真似たダンスも指していた様です。
タップダンスはミュージカルなどで白人のダンスだと思っている人も多いと思いますが、元々は黒人のジャズダンスの一種でした。
日本では1980年代に空前のジャズダンスブームになりました。それは1983年のアメリカの映画『フラッシュダンス』によって、日本のみならず世界中でジャズダンスブームになりました。動画はラストシーンでのパフォーマンスです。この動画のパフォーマンスを観ただけでジャズダンスがどういうダンスかが解ります。
世界で考えれば、例えばK-Popのアイドルグループはどちらかと言えばヒップホップダンスです。現代のアメリカやイギリスのアイドルグループも同様です。日本のアイドルグループは何故ジャズダンスなのか?という事は、このページのアイドルグループの豆知識の続きを読むと解ります。
ケークウォーク
『フラッシュダンス』
特別講師
講演会、ワークショップ
朝川ひろこ
日本のトップクラスのレコーディングシンガー
1985年11月、国鉄(現在JR)「まるごと自然-東北」のイメージソング「緑の詩集」でデビュー。
持ち前の説得力ある歌唱と澄んだ聴き易い声質を生かし、NHK新ラジオ歌謡等、爽やか歌謡路線で活躍。
その後に、テレビの司会、レポーター、ラジオパーソナリティ、ミュージカル等活躍の幅を広げる。
代表曲:「魔法使いサリー」「劇場版セーラームーンS」「星のカービィ」「魔法少女ちゅうかなぱいぱい」主題歌。「電磁戦隊メガレンジャー」エンディング。
「キン肉マン」他、特撮戦隊シリーズ等の挿入歌。
また、和製ポップスの開拓者、作曲家の宮川泰率いる「名匠宮川組」にて10年間ボーカルを担当。
現在、認知症の母を介護しながら歌手活動再始動。
2021年4月27日 時代を超えた名曲と母への感謝の気持ちを綴った新曲を含むアルバム『こころのふるさと』を発売!
朝川ひろこ先生の歌唱
朝川ひろこ先生の講演会、ワークショップは年に1、2回。1回2時間。特別にミニライブもあり。
一般受講生 参加費 大人 2,000円 子供 1,000円
J-cuteの養成生は参加費無料。その代わりに絶対参加でスタッフとして雑用や手伝いをする。ジャンケンで負けた養成生は交代制で受付などを担当する。
写真 アミューあつぎ amyuスタジオ
全体でのスケジュール
第1期生のみの特典のデビュー前ミニアルバムのリリース、レコ発ライブまでのスケジュール
(このスケジュールは業界人による定期チェックレッスンをやって頂くトレーナーが作ったものを下地にしています)
1ヶ月目 歌 カバー曲1(邦楽)のレッスン ダンス 振り付けコピー曲1のレッスン
2ヶ月目 歌 カバー曲1(邦楽)のレッスン ダンス 振り付けコピー曲2のレッスン
3ヶ月目 歌 カバー曲2(洋楽)のレッスン ダンス 振り付けコピー曲3のレッスン
業界人による定期チェックレッスン
4ヶ月目 歌 カバー曲3(洋楽)のレッスン ダンス 振り付けコピー曲4のレッスン 制作陣 楽曲制作開始
5ヶ月目 歌 カバー曲4(邦楽)のレッスン ダンス 振り付けコピー曲の復習のレッスン 振付師 振り付けの考案開始
6ヶ月目 歌 カバー曲4(邦楽)のレッスン ダンス オリジナル曲1の振り付けレッスン
業界人による定期チェックレッスン
7ヶ月目 歌 オリジナル曲1のレッスン ダンス オリジナル曲2の振り付けレッスン
8ヶ月目 歌 オリジナル曲2のレッスン オリジナル曲1のレコーディング ダンス オリジナル曲3の振り付けレッスン
9ヶ月目 歌 オリジナル曲3のレッスン オリジナル曲2のレコーディング ダンス オリジナル曲4の振り付けレッスン
業界人による定期チェックレッスン
10ヶ月目 歌 オリジナル曲4のレッスン オリジナル曲3のレコーディング ダンス オリジナル曲5の振り付けレッスン
11ヶ月目 歌 オリジナル曲5のレッスン オリジナル曲4のレコーディング ダンス レコ発ライブに向けたレッスン
12ヶ月目 歌 レコ発ライブに向けたレッスン オリジナル曲5のレコーディング ダンス レコ発ライブに向けたレッスン
業界人による定期チェックレッスン
レコーディングはアミューあつぎのミュージックルームで土日に行います
全曲のレコーディングが終わり次第、エンジニアによるミキシング、マスタリング作業開始
第1期生のみデビュー前ミニアルバム発売前にアーティスト契約をし、発売後に歌唱印税をお支払いします
ミキシング、マスタリング、ジャケット写真の撮影・編集・制作が終わり次第、デビュー前ミニアルバム発売
リリース後にレコ発ライブ
2年目はデビューアルバムに向けてオリジナル曲を中心に同様のペースでのスケジュールになります
オリジナル曲は全て当事務所に登録している一流の制作陣が、J-cuteの為に制作する楽曲です。
詳細は「トップページ」でご確認ください。
レッスン会場
費用
入所費10万円(開講キャンペーン!中は通常の半額で5万円)
受講契約の面会は無料です。
入所費は受講契約の際にお支払いください。
養成費(養成期間2年)
2年通うという約束の元にレッスン料が本来よりもお安くなります
月4万円+消費税 月3万円+消費税
ボイストレーニング 月4回/1回50分 月1万5千円+消費税 月1万円+消費税
歌唱指導 月4回/1回50分 月1万5千円+消費税 月1万円+消費税
ダンス 月4回/1回50分 月1万円+消費税
事務所への登録料 無料
(芸能事務所の場合は、事務所への登録料だけで月2万円という話をよく聞きますが、J-cuteは登録料は無料です)
オーディション無しにご入所、受講して頂けます。
但し、例えばボイトレは受けずに、その分の値切りをしてくる方などはお断りします。ボイストレーニングは全員が一緒の発声法でなければ、特にハモりパートでは音程は合っていても声がハモりませんので、グループの全員が同じ発声法をマスターしている事は重要です。またグループでのソロパートでも1曲で何人かがソロを回して歌う曲が多いですので、バラバラな発声法ではグループとしてのまとまりが出ません。
業界人による定期チェックレッスン
3ヶ月に1回、大手芸能事務所などで有名メジャーアイドルグループなどを指導したボイストレーナーによる定期チェックレッスンがあります。
普段のレッスンでの仕上がりを、メジャーの第一線で活躍しているトレーナーにプロクオリティなパフォーマンスにする為に定期的にチェックしてもらい、より完成度の高いメジャーに劣らないプロレベルのパフォーマンスになる様に仕上げをしてもらいます。
受講料 1回2時間 3,000円+消費税 絶対参加
養成修了後のレッスン
2年間の養成修了後に新曲をリリースする際は、新曲の歌唱指導とダンスの振り付けのレッスンを受けなければいけません。
但し、有料養成期間は2年間とお約束していますので、養成修了後に新曲を出す際は、新曲の歌唱指導レッスンとダンスの振り付けレッスンは無料で受講出来ます。
ボイストレーニングは対象外となり、また受講する必要もありません。2年の有料養成期間で基礎をマスターし、その後は応用してください。
養成を受けるにあたっての注意事項
養成期間は2年契約です。必ず2年通うという約束のもとでの養成となります。養成期間中に退会した場合は、解約金として3ヶ月分の養成費を一括で支払う義務があります。前述の様に2年通うという約束のもとにレッスン料が本来よりも安くなっていますので、必ず2年の養成を修了してください。また養成中にレコーディングに入りますので、ソロパートを歌った人が途中で辞めた曲の場合、MVを作る際にそのソロパートに合わせて他の人が歌っている映像を撮ると声と人が一致しませんので、録音し直すしかありません。この様に他にも色々な支障が生じてしまいます。当事務所は音楽教室ではなく芸能事務所ですので、アーティストとしての責任感を持ってください。
当養成所はデビュー100%をお約束し養成終了後に専属アーティスト契約をしますので、養成期間中に他社のオーディションを受けたり契約した場合は、デビューが取り消しとなります。この違反の場合は2年間の残りの全ての月分の養成費を一括で支払う義務があります。この場合は相手の音楽事務所やレコード会社とも問題になります。
例)1年通っていた場合は残りの1年分を一括で支払う。
但し、養成を受けましても出席率が低かった場合、遅刻が多かった場合はデビュー出来ない事もあります。
また2年の養成で実力が伴わなかった場合は大人数グループデビューでも、ジャケット写真には写ってもレコーディングには参加出来ない場合もあります。ライブには参加出来ます。MVに関しましてはダンスの出来が練習不足の場合は、MVに出演出来ないという場合もあります。とにかくレコーディングとMVの両方に参加出来る様に頑張りましょう!
養成修了後
養成期間が修了するとオリジナル曲での国内、世界デビュー!夢のアイドル活動が開始されます!
(グループのメンバー構成によっては養成期間中にデビューするメンバーがいる場合もありますが、原則として2年の養成は受けて頂きます。)
2年の養成期間を終えても本人が養成を望む場合は月謝制で継続する事も可能です。
養成期間が終わるとアーティスト契約となり、歌唱印税とライブの出演料をアーティストにお支払いします。
当事務所は出来るだけアーティストにお金を回したいという方針で、収入は相場と比べ場合によっては法外な高収入となっています。
養成後の契約につきましては下の「アーティスト契約」をご確認ください。
アーティスト契約後のライブの目標と作品の再生の目標にそれぞれに3段階のミッション、そして究極の最大ミッションも書いてありますが、代表や制作陣の経歴から全てのミッションは意外にも全く不可能ではないのかもしれません。
元祖アイドルグループは黒人だった!?
アイドルグループの豆知識 その3
さて、音楽に詳しい人なら20世紀以降の殆どのポップミュージックは、アメリカの黒人が作ったという事を知っていると思います。
黒人霊歌、ブルースに始まり、ジャズ、ゴスペル、そしてポップミュージックの原点のDoo Wop。そしてDoo Wopはティーンの間で広まった音楽でしたので、そのDoo Wopの時代に元祖アイドルグループが誕生しました。
もちろん黒人霊歌とゴスペルはキリスト教の宗教音楽ですのでポップミュージックではありませんが、黒人霊歌とゴスペルはポップミュージックに多大な影響を与えた音楽です。ジャズは芸術ですのでポップミュージックなのか?という疑問はありますが、スウィングジャズはアメリカでR&Bと認識されていた時代もありますので、ポップミュージックと呼んで良いでしょう。
Doo Wopのグループには2種類あり、スウィングジャズのコーラスグループをルーツとするグループと、ゴスペルカルテットをルーツにするグループです。
ロックは白人の音楽というイメージを持っている人も多いでしょうが、ファッツ・ドミノやチャック・ベリーなど当初は黒人が作った音楽でした。ヘビメタも黒人のジミ・ヘンドリックスが元祖です。
そしてR&B、ソウル、ファンク、ディスコミュージック、ハウス、ヒップホップ、EDM、トラップ。常にアメリカの黒人は新しい音楽を作ってきたのです。アイドルグループも例外ではなかったという事です。
元祖女性アイドルグループは動画のザ・ロネッツです。ダイアナ・ロス&ザ・スプリームスではないのです。
元祖男性アイドルグループは動画のフランキー・ライモン&ザ・ティーンエイジャーズです。マイケル・ジャクソンが子供時代に在籍していたジャクソン5ではないのです。
正確にはフランキー・ライモン&ザ・ティーンエイジャーズの方が先にデビューし、ザ・ロネッツは彼等に触発されて結成されたグループだったのです。
フランキー・ライモン&ザ・ティーンエイジャーズはどちらかというとスウィングジャズがルーツのグループです。
ザ・ロネッツはゴスペルがルーツのグループです。
Doo Wopは1950年代から1960年代初頭に流行った音楽です。ソウルミュージックの登場でブームは終わりました。
代表はブラックミュージック研究所の元所長ですが、教え始めた頃はDoo Wopのアカペラの先生でしたので、J-Popの中で良質ポップを追求したところ、アイドルの楽曲に行き着いたというのも、同じルーツですので必然的な事かもしれませんね。
元祖女性アイドルグループ
元祖男性アイドルグループ
では、日本の元祖女性アイドルグループは?
アイドルグループの豆知識 その4
多くの人は1970年代に活躍したキャンディーズかピンク・レディーだと思う事でしょう。
ピンク・レディーはキャンディーズより後のデビューですので、確かにキャンディーズで間違いではありません。
しかしルーツを辿れば、その10年くらい前に宮川泰さんが育て親でデビューして、1960年代に活躍したザ・ピーナッツが元祖とも言えます。
もっとルーツを辿ると、1950年代の美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみの三人娘が元祖の様ですが。
3人とも元はジャズシンガーです。ザ・ピーナッツも例外ではなくジャズを得意としていました。
ザ・ピーナッツはアメリカでの女性アイドルグループの誕生と同時期ですが、三人娘が元祖だとすると日本の方がアメリカよりも女性アイドルグループの誕生が早かったという事になります。
今の女性アイドルグループのルーツはおニャン子クラブなのかもしれませんが、おニャン子クラブが元祖ではないのです。
三人娘
宮川泰の代表曲
宮川泰...もちろん今でも吹奏楽などで演奏される「宇宙戦艦ヤマト」の作曲・編曲で有名な方ですので、知っている人も多いかもしれませが、若い人は知らない人も多いかもしれません。
しかしこのサイトを見ている人なら見覚えがある名前だと思います。そうです、朝川ひろこさんのプロフィールに登場しています。実は朝川ひろこさんは、宮川泰さんのバンド、名匠宮川組でザ・ピーナッツの曲を歌うというザ・ココナッツのメンバーだったのです。ザ・ココナッツの動画はYouTubeにありませんでしたので、写真をアップしました。写真の右に写っているのが朝川ひろこさんです。
ザ・ピーナッツは双子のデュオという事でも有名ですね。楽曲も歌唱もこれぞ和製ポップスといった感じですね。和製ポップスというのは欧米のポップミュージックに影響を受けて、日本独自のポップスにした歌謡曲の一種を指します。和製ポップスはバックサウンドはジャズの影響が強く、メロディは日本的という事が特徴です。
ザ・ピーナッツ
ザ・ココナッツ
日本のアイドルグループのルーツはジャズ!?
アイドルグループの豆知識 その5
これは意外ながらにも事実です。ザ・ピーナッツが司会を務めた伝説の音楽番組『シャボン玉ホリデー』はジャズの音楽番組だったと言っても過言ではありません。この番組から和製ポップスが誕生したと言われる程の伝説的な音楽番組です。動画では英語でジャズを歌うザ・ピーナッツを観れます。間奏ではジャズダンスを披露しています。
和製ポップスの開拓者、宮川泰さんは、この番組の音楽監修をしていました。
和製ポップスの元祖女性アイドルグループとなるとザ・ピーナッツになるという事です。しかし三人娘でもジャズがルーツという事には変わりはありません。
男性アイドルグループと言えば昨年大きな問題になったジャニーズですが、ジャニーズの最初のグループはその名もジャニーズというグループ名で、初代ジャニーズとしても知られています。動画は英語でジャズを歌う初代ジャニーズです。断じて性加害はあってはいけませんが、歴史の資料として。初代ジャニーズには、『水戸黄門』の助さん役で知られるあおい輝彦がいました。初代ジャニーズも同様に間奏でジャズダンスを披露しています。初代ジャニーズも1960年代に活躍しました。
今はK-Popの世界的な成功に触発されて英語で歌うアイドルグループも多いですが、実は日本の元祖アイドルグループは男女共に英語でジャズを歌っていたのです。
和製ポップスが誕生する前の戦後の日本では英語でジャズを歌うという事が流行ったのです。
『シャボン玉ホリデー』では、ロックとカントリーも歌われていますが、戦後からしばらくの間、日本ではロックもカントリーもジャズと呼んでいたのです。ロックは元は黒人の音楽でもエルヴィス・プレスリーがロックを歌い、その後は白人の音楽になりました。黒人からするとロックは白人に盗まれた音楽なのです。動画でプレスリーが有名にした「ハウンド・ドッグ」が演奏されていますが、元は黒人の歌でした。しかし白人の音楽のカントリーもジャズと呼んでいたのはどうかとは思いますが。
難しい話はともかく、ジャズから日本独自の和製ポップスが生まれて、そして日本のアイドルグループは、男女共にジャズにルーツがあるのです。
ジャズにルーツはあれ、ザ・ピーナッツのオリジナル曲は日本独自の和製ポップスであり、初代ジャニーズも同様でした。
『シャボン玉ホリデー』
初代ジャニーズ
結論
世界で考えれば、アメリカの黒人のティーンの間で広まったDoo Wopでアイドルグループの元祖が誕生し、それがルーツだというのは、当初はDoo Wop色の強かったアメリカのソウルミュージックのレーベル、モータウンのコピーバンドだったイギリスのザ・ビートルズに代表される様に、世界ではアイドルのルーツはDoo Wopという図式になります。ビートルズはロックバンドですが、当時はアイドルグループでした。ビートルズは初めてアメリカに渡った時に、ロックは元々は黒人の音楽だったと証言したバンドでもありました。アメリカの黒人は遂に本当の事を言ってくれる白人が現れたと喜んだそうです。
ビートルズも1960年代に活躍しました。
しかし日本は戦後はアメリカに追いつけ、追い越せという風潮でアメリカ文化を積極的に取り入れた国ですが、島国故に少し違ったルーツだったという事でしょう。それか敗戦したコンプレックスから、アメリカの文化を追求し過ぎて、当時アメリカを象徴する音楽だったジャズにこだわり過ぎたのかもしれません。しかし戦後の日本でのジャズブームは、それは凄かったと聞きます。
同時期のグループサウンズは真っ先にビートルズのサウンドを取り入れていましたが、日本の元祖アイドルグループとなると男女共に、どうしてもジャズに辿り着きます。当時の日本のアイドルグループの王道だったという事でしょう。
しかし、そのルーツの違いから日本独自のアイドルグループのサウンドが誕生したと言えます。
Doo Wopであってもジャズであっても、アメリカの黒人音楽にルーツがあるという点は世界と共通しています。
ビートルズのモータウン
モータウンの原曲
ザ・ピーナッツは今の女性アイドルグループに繋がる!?
今の女性アイドルグループに繋がるグループの登場
アイドルグループの豆知識 その6
それは冒頭で挙げたキャンディーズとピンク・レディーです。1970年代です。
この時代の日本の女性アイドルグループに限らずに、日本の歌謡曲は、アメリカのフィラデルフィア・インターナショナル・レコードの出すサウンド、通称フィリーソウルに多大な影響を受けていました。これは1970年代の日本の歌謡曲を語る上では欠かせません。この時代から欧米のポップミュージックの影響を受けていても和製ポップスではなく歌謡曲と呼ばれました。
フィリーソウルと言えばディスコ。ディスコはニューヨークではなくフィラデルフィアで生まれました。
とりわけ日本で絶大な人気があったのはザ・スリー・ディグリーズという黒人女性3人組のグループでした。
まずはキャンディーズから。
キャンディーズ
スリー・ディグリーズ
全体的に曲は全然似ていませんが、雰囲気は似ていますよね。しかしサビのメロディは少し似ていると感じます。
キャンディーズの場合はバックサウンドがフィリーソウルに似ているというくらいで、「春一番」は日本らしく、そして爽やかな名曲です。
スリー・ディグリーズの"When Will I See You Again"は、スリー・ディグリーズ本人達の歌唱で日本語バージョンも録音された程に日本でも人気がありました。邦題は「天使のささやき」でした。この曲も爽やかで、爽やかという共通点かもしれません。
次はピンク・レディーです。これはまともですね。
ピンク・レディー
スリー・ディグリーズ
スリー・ディグリーズは伝説のソウルミュージックの音楽番組『ソウル・トレイン』のテーマ曲も歌っていますので、本国のアメリカでも凄い人気だったのですが、日本では絶大だったのです。
1975年には完全日本人制作による日本語歌詞の「にがい涙」という曲もリリースされました。
結論
日本でのアイドルブームは松田聖子のブレイクで1980年代に黄金期を迎えます。しかしそれは1970年代のアイドルの活躍があってこそです。これではまるで1970年代のアイドルグループはアメリカの真似だったと言わんばかりです。
実際に真似た部分はあったにせよ、むしろフィリーソウルをリアルタイムで、ここまで和製で再現出来たと言う事は素晴らしく、1980年代の日本独自の凝りまくったサウンドの黄金期を迎えて、現在に至るのです。実際に日本のアイドルの作曲・編曲のレベルは世界のポップミュージックで最も難易度が高いと言われる程に凝っています。
フィリーソウルは軽音楽にストリングスとブラスを加えたフルバンドオーケストラのサウンドで凝っています。長い歴史を持つアメリカの歴代のポップミュージックの中でもジャズを除けば、最も凝っていて豪華だったのがフィリーソウルと言っても過言ではありません。その後の1980年代のクインシー・ジョーンズ等のスーパープロデューサーがプロデュースした楽曲は更に凝っていましたが、1970年代時点ではフィリーソウルが最も凝っていたサウンドだったのです。
日本はそこから学んだ時期があり、日本独自のフルバンドオーケストラのサウンドが、1980年代に確立されたと言っても良いでしょう。
ピンク・レディーはアメリカに進出した程、アメリカへの憧れがあったのでしょうが、キャンディーズは1970年代の日本の大衆文化を象徴するグループです。サウンドはやはりフィリーソウルの影響を感じますが、実際には日本独自のメロディだったと言えるでしょう。Kawaii文化の原点とも言えます。
もちろんピンク・レディーもと言うよりも1970年代を代表する女性アイドルグループと言えば、それはピンク・レディーであり、1970年代の日本の大衆文化を最も象徴するグループです。よく意味の解らない歌詞は、日本のポップカルチャーの原点でしょう。
ともあれ1970年代に今に繋がる、いわゆるアイドルらしい女性アイドルグループが登場したのです。
重要な点はジャズをルーツにしたアイドルグループではなく、ソウルミュージックをルーツにしたアイドルグループが出て来たという点です。ソウルミュージックのルーツはブルースやゴスペルにありますが、Doo Wopからソウルミュージックに進化した訳ですので、間接的にDoo Wopがルーツになった訳です。Doo Wopはポップミュージックの原点ですので、よりポップで馴染みやすい音楽になったのです。
動画は日本語で歌うスリー・ディグリーズです。日本文化とアメリカ文化の交流が微笑ましいです。日本の歌謡曲がスリー・ディグリーズの影響を受けたのも事実でしたが、スリー・ディグリーズも日本の歌謡曲を歌うという様に、お互いに影響され合い一方的ではなかったのです。これ程に、日本と音楽での交流があったアメリカのアーティストは他にはいないとも言えます。アメリカで売れなくなったアーティストがJ-Popを英語でカバーするという企画はよくありますが、スリー・ディグリーズの場合は全盛期に、しかも日本語で歌ったのです。
そして日本独自のフルバンドオーケストラサウンドが確立された松田聖子の名曲「青い珊瑚礁」です。この頃はもうフィリーソウルの影響は感じられません。ポップなメロディなのに複雑なコード進行を使いながらにも聴きやすい。という事も含め日本独自のアイドルサウンドが確立されました。松田聖子はこの曲で一躍有名になりました。今聴いても新鮮ですね。
「にがい涙」
松田聖子
現代のアイドルグループが多用するJ-Popコード進行の元祖
さて特に秋元康プロデュースのグループが多用する、IIIメジャーを使ったコード進行の元祖とも言えるのがこの曲です。
1979年のゴダイゴの「銀河鉄道999」です。この曲は映画版の主題歌で一世風靡しました。そしてIIIメジャーを使っているのです。この曲でJ-Pop特有のコード進行が確立されました(当時はまだJ-Popというジャンル名はありませんでしたが)
IIIメジャーとは、Cメジャー・キーで使える音はドレミファソシドですが、ミ、ソ#、シで構成され、ソ#がCメジャー・キーから外れているのです。これにより、よりメロディアスになり、昭和的な懐かしさもありながらも現代的なメロディになるという、通称J-Popコード進行と呼ばれているコード進行です。
AKB48に限らず、秋元康プロデュースのグループはIIIメジャーを多用するのですが、有名な曲ではありませんが、IIIメジャーが印象的なAKB48の「あの夏の防波堤」を例に挙げました。
サビでIIIメジャーが使われています。Bメロに入る前でも使われています。
でもこの2曲は似てないですよね。ザ・ピーナッツやピンク・レディー、スリー・ディグリーズの「にがい涙」の方がAKB48の曲に似ていますね。
それはちょっと難しい話になりますが、Cメジャー・キーと同じ音を使う平行調はAマイナー・キーで、Aマイナー・キーで使える音はラシドレミファソラですが、Imに戻る(解決)為にVメジャーを使うと、ミ、ソ#、シになるのです。
これはマイナーキーの曲では昔から使われている定番ですので、日本の古い歌謡曲でも多用されていますが、ルーツのジャズでは定番です。秋元康プロデュースのグループはそっちの方をメジャーキーで応用していますので、「銀河鉄道999」よりも、悪く言えば古く、良く言えば懐かしく聴こえるのです。日本のアイドルサウンドの伝統を受け継いでいるので王道と呼ばれるのでしょう。
「銀河鉄道999」
AKB48のIIIメジャーの例
日本の女性アイドルグループにおけるDoo Wopの影響
アイドルグループの豆知識 その7
この曲は良くも悪くも有名過ぎますが、バックコーラスがDoo Wopです。バックサウンドにもDoo Wopの影響を感じます。
歌詞が過激過ぎます。バブルの1980年代は恐るべき時代でした。当時は小学校でも教師が『夕やけニャンニャン』は見ない様にと生徒に注意するほど問題になりました。
しかし、おニャン子クラブが、今の日本の女性アイドルグループのルーツだという事は否定出来ません。日本独自の数十名という大人数のアイドルグループは、おニャン子クラブが元祖です。
J-cuteはこういう歌詞の曲は作りません。
注意)この曲は1985年の曲ですので、バブルは1986年からですので、正確にはバブル寸前の曲です。
1980年代は、おニャン子クラブに限らずオールディーズブームで、チェッカーズもDoo Wopを取り入れていました。
チェッカーズの場合はコーラスもDoo Wopっぽいですが、コード進行とサウンド、メロディにDoo Wopの影響が強く感じられます。チェッカーズはロックバンドでアイドルグループではありませんが、当時はアイドル的な人気でした。
おニャン子クラブ
チェッカーズ
そのオールディーズブームは1973年のアメリカの映画『アメリカン・グラフィティ』にまで遡るのですが、1986年のアメリカの映画『スタンド・バイ・ミー』、1991年のアメリカの映画『マイ・ガール』など、その後もブームは続きました。日本に限らず、世界的にオールディーズブームだったのです。
しかし、おニャン子クラブ以降のアイドルグループのルーツが、直接的にDoo Wopになったという意味で、革命的だったと言えます。1970年代のアイドルグループも十分にポップでしたが、更にポップになったのです。
現代の女性アイドルグループ
モーニング娘。
AKB48
ももいろクローバー
乃木坂46
結論
黒人音楽からの影響にスポットを当てましたが、現代のアイドルサウンドはヘビメタギターが多用され、白人音楽からの影響も強く感じます。日本では1980年代にヘビメタブーム、ロックギターブームがあり、それは凄かったです。日本人はヘビメタギターを好むのです。あとはBABYMETALの影響もあるのかもしれませんね。現代のアメリカのポップミュージックではヘビメタギターはあまり聴きませんので、ポップスでヘビメタギターを多用するという事は今では日本独自のサウンドだと言っても良いでしょう。
もっともルーツがアメリカの音楽にあるというだけで、三人娘、ザ・ピーナッツの時代から日本独自のサウンドを確立していたという事もこのアイドルグループの豆知識シリーズで解って頂けると思います。メロディは完全に日本独自でした。
良くも悪くも日本人は外国の音楽から影響を受けても、日本語で歌のオリジナル曲を作ると日本独自のメロディになるという特徴があります。オリジナル曲になると全くどこの国の音楽とも似ていないメロディなのです。それは日本人の能力の問題ではなく、やろうと思えば洋楽の様なメロディの曲を作れる訳ですが、日本的なメロディの曲の方が大衆に好まれるからです。
以下は日本で人気のあるヘビメタギタリストです。速弾き王で知られるスウェーデンのイングヴェイ・J・マルムスティーン。日本の現代の女性アイドルグループのサウンドで多用される、リードギターをハモるツインリードギターを得意とするアメリカのスティーヴ・ヴァイです。
イングヴェイ
スティーヴ・ヴァイ
以下はヘビメタギターを多用した日本の女性アイドルグループの曲です。
BABYMETALと=LOVEの曲です。
BABYMETAL
=LOVE
今、そしてこれからのアイドルグループ
アイドルグループの豆知識 その9
今は韓国のBTSの世界的な成功に触発されて、特に男性アイドルグループは、歌詞は日本語でもメロディは洋楽そのままという曲も多く、新たな時代に突入しています。BTSとBLACKPINKの世界的な成功で、J-cuteが新世代のガールズアイドルグループを作るという発想が生まれたのです。
動画はアメリカで成功したK-PopのグループのBTSとBLACKPINKです。BLACKPINKの声と歌い方はリアーナに似ているという事が解るでしょう。実はリアーナが歌っているんじゃないの?と笑える程にリアーナに似ています。
BTS
BLACKPINK
しかしK-Popはアメリカ人に言わせれば、アメリカの音楽の真似だと口を揃えます。その辺は、イギリスのザ・ビートルズもデビュー当初はアメリカの黒人音楽の真似でしたので、良いのではないかと思います。ビートルズがビルボードで1位になるのが気にいらないアメリカ人も多かったそうです。理由はビートルズがアメリカ人じゃないという理由だったそうです。
最近はK-Popアイドルになりたい日本人の若者が多い様ですが、それにはアメリカの音楽を聴かなければいけません。
BTSとBLACKPINKに似ているのは、この辺りです。
BTSの"Butter"に似ている曲は、マイケル・ジャクソンがいたジャクソンズの"Shake Your Body (Down To The Ground)" と、ブルーノ・マーズの"Uptown Funk"辺りです。このシリーズでは古い曲の紹介が多かったですので、ジャクソンズの曲はAメロがそっくりなのですが、あえて新しい曲の方を。ブルーノ・マーズはアメリカ人ですが、プロデューサーのマーク・ロンソンは、アメリカ国籍を持っていますが、イギリス生まれですので、選曲に悩みました。
BLACKPINKの"Shut Down"の楽曲自体は、ビヨンセのいたデスティニーズ・チャイルドの楽曲の感じに似ていますが、声と歌い方はリアーナです。イントロのラップはそのビヨンセの夫のジェイ・Zです。リアーナを発掘したのがそのジェイ・Zです。
ブルーノ・マーズ
リアーナ
一方の女性アイドルグループはメジャーシーンではそこまでの変化は表面的には感じませんが、地下アイドルシーンでは革命が起こっています。
ダンスの課題曲に選んだFRUITS ZIPPERの「わたしの一番かわいいところ」に触発された曲が目立ち、メジャーアイドルもその影響を受けているという違う動きがあります。より日本独自のKawaii文化の音楽性に向かっていると言っても良いでしょう。
しかしアイドルグループではありませんが、アメリカをターゲットにして英語で歌う日本のガールズグループのXGの登場という、世界をターゲットにした動きからも目を離せません。XGの歌も例外ではなくリアーナの声と歌い方に似ています。しかし今はアメリカの黒人女性シンガーもリアーナの声と歌い方を真似ていますので、流行りなのです。
と言うよりはドージャ・キャットに似てますね。あえて似ている曲の動画は貼りません。
それらも踏まえて、J-cuteは新世代のガールズアイドルグループの養成と、楽曲制作をして行きたいと思っています。
動画はダンスの課題曲と重複しますが、FRUITS ZIPPERの「わたしの一番かわいいところ」と、XGです。
FRUITS ZIPPER
XG
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